人気ブログランキング | 話題のタグを見る

退化の改新

先日、darchenさんのブログに、サーボモーターの改造の話が出ていました。
色々、参考になるURLもお教えいただいたのですが、全て英語なので割と?。
まあ、開いてみれば、なんとかなるだろうと腹をくくりました。
今朝、少し時間があったので、サーボモーターを、ギヤードモーターに改造してみました。
犠牲になったのは、GWSのPICO STDという5.4gのかなり小型のものです。(トルク0.7kg)

うまくいけば、低電圧1.5V程度で動く超小型ギヤードモーターが安く手に入るわけです。
退化の改新_f0084796_22191064.jpg

本体ケースは、極めて簡単に分離でき、カスタマイズ?しやすい設計です?。
出力ギヤーの裏に動作角度を制限するストッパーがあります。
これは、根元からカッターで綺麗に切り落とします。
退化の改新_f0084796_22242440.jpg

サーボモーターの制御基板です。これは、今回不要なので、取り外します。

退化の改新_f0084796_22245680.jpg

基板と、エンコーダーの間に、抵抗が一個あり、これも、カットします。

退化の改新_f0084796_22254138.jpg

基板とエンコーダー間、基板と、モーター間の配線もカットします。

退化の改新_f0084796_2226627.jpg

元の電源コードと、モーターを接続して、この後、はんだ付けをして、完成です。

これで、単3電池2本で動作するか確認してみましたが、
残念ながら、動作は、渋いです。手押ししてやらないと動かない時もあります。
元の電圧仕様は、4.8Vなので、4.5V程度は必要なのかもしれません。
しかし、色々ギヤの所をさわった感じでは、最終段でのギヤの組み合わせが硬いような感じです。
ここの所が、もっとスムーズならば、低電圧駆動も可能では、と思います。

その点、前に紹介した栄42型の小型ギヤードモーターは、1.2Vでも動くのは立派です。


しかし、わざわざ高度な機構を組み込んだものを、改悪に近い改造で、
なんなんですが、シンプルな機構というものには、又、それなりの魅力があります。

さて、これが、実用になるのか、これまた使ってみなければ判りませんが、
そのうちに新リグを作ってみようかと思います。
その前に、もう一つ別のサーボモーターもあるので、これも、改造してみようかと思います。
by studio_bear | 2007-11-10 22:56 | カイトフォト機材
<< 川・水・鏡 カイトフォトでカイトフォト! >>