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仙台塩釜港-蒲生干潟にて

こちらに来て、たまに空撮してみたい場所まで出かけていく時がありますが、
殆どは、グーグルマップなどで、簡単に、撮影場所周辺の地形をみて出かけています。
それでも、行ってみると予想と全く違った、起伏に富んだ場所だったりという事がよくあります。
ここも、そういう場所のひとつです。
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土曜の夕方、仙台塩釜港のある海岸で撮影してみました。
行って驚いたのが、駐車場が、海岸から急に立ち上がる丘の上にあります。
その為、砂浜の奥行きが、凄く狭くなっています。
グーグルマップの写真では、こういう所は判りかねます。
その為、海からの風の時は、丘に沿った形で、凧が揚がることになります。
ちなみに、奥のクレーンは、大型コンテナ用のものの様です。
撮影中も、大型の船が入港していくのが見えました。
砂浜には、かなり大勢のサーファーが波間に漂っています。

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南側には、砂浜と、蒲生干潟があります。

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西側には、蒲生干潟と、養魚場が見えます。
今夕は、雲量も丁度いい感じで、夕焼けの発色にも変化があります。
夕方には、めずらしく風量も、一定で、凧も静かに、上空で静止してくれています。

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港湾・工場地帯が直ぐ近くなのですが、驚く事に、(後で、ネットで調べて判りましたが。)
ここは、渡り鳥の聖地として、かなり重要な地域らしく、しっかりと保護地域に指定されている様です。
撮影していた時は、殆ど鳥の姿も見られなかったんですが、
あまり、この近辺には立ち入らない方がよさそうです。
いい場所でしたが、かなり遠くからの撮影ぐらいにしておいた方がよさそうです。

ネットでの調べでは、ここは、特に人の出入りが禁じられている訳でも無く、
釣り人、自然観察の人、潮干狩りの人、散歩の人が出入りしている様です。
しかし、季節により、砂浜で営巣している渡り鳥などもいる様で、
その時期は、特に周辺の立ち入りを自粛した方がよさそうです。

ここも、鳥類の減少と保護対策、津波の対策、農家の鳥被害など難しい課題がある様ですが、
いい軟着点をみつけてもらいたいものです。
by studio_bear | 2010-10-04 23:52 | 空撮写真
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