人気ブログランキング | 話題のタグを見る

待望のFUJI F100fdで空撮とか。

先日、かねてより注目していたコンデジ、FUJIのFinePix F100fdを購入しました。
注目点は、太陽を入れての逆光撮影時の暗部描写の改善です。
ネットで、いろんなレビューで画質について下調べをしましたが、なぜか、太陽を入れた写真は、ありませんでした。
仕方がないので、自分で確認してみようと、購入した次第です。

先週~今週にかけて、何度か、地上および、空撮で使用してみました。

以下は、地上から日没前の太陽を入れて撮影した写真です。
ちなみに、すこし空が霞んでいて、多少ぼやっとした太陽です。

待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0232672.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 0
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_02349100.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 +1
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_024876.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 +2

このカメラのダイナミックレンジ拡大モードの時の露出決定のアルゴリズム?は、
一番明るい所を、データの高輝度側を合わせてから、暗部を、増感しながら、記録していくという感じの様です。
露出補正+2でも、太陽が極端に白飛びしていません。
通常のデジカメなら、-2程度の露出補正をしないと、完璧に白飛びしている所です。

別な日に、もう一度撮影してみました。
この日は、直射日光が割りとしっかりと射していてまぶしかったです。
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0335326.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 +0
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0341563.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 +1
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0343450.jpg

ダイナミックレンジ400% 露出補正 +2

シャッター速度と、絞りの限界(1/1500&F9)と、光量を抑えるのが難しいかなと思いましたが、なんとか抑えている様です。

空撮でも2日程使用してみました。
待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0392446.jpg

この日は、風が7m程度あり、弱風用デルタの上限程度の風でした。
カメラは、結構リグの軸を中心にひねる感じで揺れてました。
ズームレバーにひっかかり、50mm位の画角になってますが、
いい描写になっていると思います。

待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0394757.jpg


待望のFUJI F100fdで空撮とか。_f0084796_0401433.jpg

上の写真の中間諧調部を、レタッチソフトで、持ち上げてみました。
なかなか増感にも、耐えてくれます。(今見るとそんなに変えてませんね。)

画質は、ダイナミックレンジ400%の時は、ISO400になるので、+2設定では、
暗部の画質が多少厳しくなります。(仕組み的には、暗部のみISO1600位の画質になるのかな?)

1200万画素のCCDは、やはり細部の解像感がしっかり出ます。
この点は、いいですね。

残念な点は、次の2点です。
①フォーカス方法に、無限遠が無い。
 デジカメなら殆ど、ある機能だと思っていたのですが、ありませんでした。その為、ピンボケの写真が多少多く発生する感じです。(空撮にて)
②画像確認時の、輝度のグラフ表示が無い。

まだ、空撮でこのカメラの素質を生かした写真は撮れていないので、
今後もチャレンジしていきたいと思います。
というわけで、また、次回に。



 
by studio_bear | 2008-04-24 01:01 | カイトフォト機材
<< 夕方写真の難しさ。 週末あれこれ >>