先日、かねてより注目していたコンデジ、FUJIのFinePix F100fdを購入しました。
注目点は、太陽を入れての逆光撮影時の暗部描写の改善です。 ネットで、いろんなレビューで画質について下調べをしましたが、なぜか、太陽を入れた写真は、ありませんでした。 仕方がないので、自分で確認してみようと、購入した次第です。 先週~今週にかけて、何度か、地上および、空撮で使用してみました。 以下は、地上から日没前の太陽を入れて撮影した写真です。 ちなみに、すこし空が霞んでいて、多少ぼやっとした太陽です。 ダイナミックレンジ400% 露出補正 0 ダイナミックレンジ400% 露出補正 +1 ダイナミックレンジ400% 露出補正 +2 このカメラのダイナミックレンジ拡大モードの時の露出決定のアルゴリズム?は、 一番明るい所を、データの高輝度側を合わせてから、暗部を、増感しながら、記録していくという感じの様です。 露出補正+2でも、太陽が極端に白飛びしていません。 通常のデジカメなら、-2程度の露出補正をしないと、完璧に白飛びしている所です。 別な日に、もう一度撮影してみました。 この日は、直射日光が割りとしっかりと射していてまぶしかったです。 ダイナミックレンジ400% 露出補正 +0 ダイナミックレンジ400% 露出補正 +1 ダイナミックレンジ400% 露出補正 +2 シャッター速度と、絞りの限界(1/1500&F9)と、光量を抑えるのが難しいかなと思いましたが、なんとか抑えている様です。 空撮でも2日程使用してみました。 この日は、風が7m程度あり、弱風用デルタの上限程度の風でした。 カメラは、結構リグの軸を中心にひねる感じで揺れてました。 ズームレバーにひっかかり、50mm位の画角になってますが、 いい描写になっていると思います。 上の写真の中間諧調部を、レタッチソフトで、持ち上げてみました。 なかなか増感にも、耐えてくれます。(今見るとそんなに変えてませんね。) 画質は、ダイナミックレンジ400%の時は、ISO400になるので、+2設定では、 暗部の画質が多少厳しくなります。(仕組み的には、暗部のみISO1600位の画質になるのかな?) 1200万画素のCCDは、やはり細部の解像感がしっかり出ます。 この点は、いいですね。 残念な点は、次の2点です。 ①フォーカス方法に、無限遠が無い。 デジカメなら殆ど、ある機能だと思っていたのですが、ありませんでした。その為、ピンボケの写真が多少多く発生する感じです。(空撮にて) ②画像確認時の、輝度のグラフ表示が無い。 まだ、空撮でこのカメラの素質を生かした写真は撮れていないので、 今後もチャレンジしていきたいと思います。 というわけで、また、次回に。
by studio_bear
| 2008-04-24 01:01
| カイトフォト機材
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